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プロ講師が教える学校や塾の授業の受け方で成績が大きく変わる方法

聞くことが大切New

学校や塾の授業の受け方で成績が大きく変わることがあります。

具体的には、

  1. 書くより聞く
  2. メモを取る
  3. 質問をする

上記3つのことを上手にすることで、ただ授業を受けているだけよりも格段に成績は上がるものです。

今まで意識をしていなかった人には、すぐにでも行動に移して欲しいと思います。

それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

授業は聞くことが重要

授業の受け方

大勢の生徒を対象に授業を行う先生は、板書をして解き方や重要なポイントを説明します。

生徒たちは先生の板書をノートに写すことでしょう。

先生は板書をしながら説明をしていることが多いです。

そのため、生徒の多くは板書を写しながら先生の話を聞いていたりします。

書きながら聞いていると、書くことの方に集中してしまい、話の内容が理解出来ていないケースが多くあります。

先生も板書をすることに意識がいき過ぎると、説明することなく書くことだけなってしまうことがあります。

板書を写して、帰ってから復習することは大切なことですが、ただ写しただけでは理解出来ていないことがあります。

そこで、先生の説明を聞くことに意識を集中し、板書を写すことは後回しにした方が理解は深まります。

もし書く時間がなかったとしたら、そのことを先生に伝えるようにしましょう。

書く時間と聞く時間を分けてもらうことで、他の生徒も集中して書いたり聞いたりすることが出来るようになります。

大手進学塾の中には、研修で「聞く・書く」ことを別々にするよう教えています。

研修で扱うほど「聞く・書く」の作業は別々にした方が成績が上がる要素となっています。

お子様に授業の様子を聞き、「聞く・書く」が別々になっているかを確認してみると良いでしょう。

もし別々になっていない場合は、「聞く」ことに重点を置くようにさせると効果的です。

板書を写す時の注意点

板書を写す時の注意点として、色ペンの使い方があります。

筆箱の中に多くの色ペンが入っている生徒がいます。

板書を写す時に、カラフルに色を変えていたりするのですが、色を変えることに集中してしまって、説明を聞いてないことが多々あります。

また、後でノートを見返した時に、色の意味が分からないことがあります。(意識して色を変えてない場合もあります)

そこで、使う色は赤・青の2色で十分でしょう。

重要な箇所は赤、自分で付け加えた箇所は青といったように意識して色を変えることが大切です。

他にも、先生と全く同じ色を使うのでも良いでしょう。

予め、先生が使う色を確認しておき、その色だけを準備しておくようにしてみましょう。

付箋を活用して説明をメモしておく

付箋

学校や塾の授業を受ける時に「付箋」を準備しておくことをおすすめします。

理由は、先生が口頭で説明した内容をメモしておくのに便利だからです。

ノートにメモしてもいいですが、授業中にメモすると後で見たときに何がなんだか分からなくなってしまう危険性があります。

そこで、ノートは板書を写すもの、付箋は口頭の説明をメモするものと分けると後で見返した時に分かりやすくなります。

今まで指導してきた中で、付箋を上手に活用して成績を上げた生徒は沢山います。

メモを取るための付箋は大きめのものが良いでしょう。

大きめな付箋に取ったメモは、そのままノートに貼ってもいいですし、後で綺麗にノートに写しても良いでしょう。

授業中は説明を聞くことに集中した方が良いので、重要な説明部分は付箋にメモする習慣をつけるようにしてみましょう。

分からないことは質問する

質問

授業で分からないことがあったら、質問をすることが大切です。

分からないまま聞いていると、どんどん分からなくなっていきます。

早い段階で分からない箇所を潰しておくと、次の内容から理解が出来るようになります。

分からないままにしておくことが、苦手分野を作ってしまう原因です。

授業内であっても分からないことがあったら、手を挙げて質問をする習慣をつけましょう。

周りに知り合いがいて恥ずかしい気持ちがあるかもしれませんが、勇気を出して1回頑張ってしまうと次からは普通に質問が出来るようになるものです。

どうしても授業内に質問することが出来ない場合は、授業後に質問するようにしましょう。

それでも、授業の途中で分からなくなってしまった場合、その後の授業内容が理解出来ていないことがあるので、本当はその場で質問をした方が効果的です。

宿題の他に復習をする

学力UP

学校や塾では「宿題」が出されると思います。

宿題をやることは、もちろん大切なことです。

しかし、宿題をしただけで満足してはいけません。

宿題は授業で習った範囲と同じ内容になっていると思いますが、授業で解いた問題をもう一度解いて復習しましょう。

授業内で解けたのは、教わったばかりだった可能性があります。

少し時間を空けて、一人で解けるかを確認することが大切です。

一人で解けるようになって、はじめてテストで点数が取れるようになります。

授業内で解けたからといって安心することなく、復習をしておくようにしましょう。

まとめ

今までの経験(【自己紹介】当ブログの管理者について(元塾講師・家庭教師))から、授業を上手に受けている生徒ほど、成績が上がっていくことが多かったです。

ただ板書を写すだけでは成績を上げるのは難しいです。

説明をしっかりと聞き、理解し、自分一人で解けるようになって、はじめて成績が上がっていきます。

学校や塾の授業の受け方を教えてくれる授業はあまりありません。

普段の授業は内容の説明をし、どんどん進んでいくだけです。

今一度、授業の受け方について確認をしてみると、今までとは違った結果になることもあります。

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