早慶付属高校を目指す場合、英語の勉強も難易度の高いテキストを使って勉強する必要があります。
塾で使っているテキストも早慶付属高校用のものがあったりします。
学校の英語の勉強だけでは入試問題を解くのは難しいと思います。
学年ごとに適切なテキストを使って準備を進めていくようにしましょう。
今回は早慶付属高校を目指す生徒におすすめの英語のテキストを紹介したいと思います。
目次
文法問題の対策
早慶付属高校を目指す生徒は、難易度の高い文法問題対策をしておく必要があります。
文法問題は学年を越えて勉強する場合、詳しい説明が記載されているものがおすすめです。
英語の文法を勉強をすることで、独立問題はもちろん長文を読む時の役にも立ちます。
中学1年生のうちから難しい文法に慣れていくようにしましょう。
中学2年生になったら本格的に文法の勉強をしていくことをおすすめします。
中学1年生の場合
- 発展問題ばかりで難易度が高くなっています
- 説明が詳しいので、1人で勉強することが出来ます
中学2年生の場合
- 発展問題ばかりで難易度が高くなっています
- 英文法・英作文に特化しています
- 中3内容もあるので、先取りになる部分があります
中学3年生の場合
- 難易度が非常に高くなっています
- 早慶付属高校を目指している生徒におすすめです
- 解説は詳しくなっています
「英文法難関攻略20選 【最高レベルの文法力を磨く充実の一冊! 】 (高校入試特訓シリーズ)」は、とてもおすすめの1冊です。
第1部 文法の総まとめ
第2部 レベル別出題形式演習
取り組みとしては、第2部から始めてみて躓いた分野は第1部に戻り徹底して練習してみましょう。
辞書を準備して取り組むことが大切です。
中学生の場合、辞書は「電子辞書」で構わないと思います。
高校生になると普通に電子辞書を使うようになるので、中学生のうちから慣れておくこと効果的です。
中学生であっても高校生用のちょっと良い電子辞書を準備しておくと、長く使うことが出来、費用も安くすむことになります。
文法問題は数をこなすことが大切ですので、多くの問題にチャレンジしてみましょう。
長文問題の対策
早慶付属高校を目指している生徒は、長文問題の対策もしっかりしていくことが大切です。
最近の英語の長文問題の「物語文」「論説文」「歴史・伝説」などが出題されています。
昔の入試問題では手紙文などが多かったのですが、最近は難しい内容の長文が出題されています。
長文読解は中学3年生になってから本格的に勉強をすることをおすすめします。
理由は、英文法の勉強をしていないと内容把握をすることが難しいからです。
中学1〜2年生のうちは、英単語と文法の勉強を徹底すると良いでしょう。
そして、中学3年生になったら長文に取り掛かると良いでしょう。
長文問題のおすすめテキスト
- 実際の難関高校入試問題を使用
- 詳しい解説が書かれています
- 語彙の学習もあわせて行うことが出来ます
9つのジャンル(論説文〈自然科学〉・論説文〈社会科学〉・物語文・歴史伝記・紹介文・エッセイ・会話文・手紙文・資料読解)の問題が掲載されています。
1つのジャンルにつき2〜4題の問題が掲載されており、文体や文章の大きな違いを確認することが出来ます。
1つのジャンル内で文章のレベルが上がっていくのも、よく出来ていると思います。
- 6つのテーマに分類されています
- 難易度別に3段階に分かれています
- 詳細な解説がついています
6つのテーマ(物語文・自然科学系論説文・時事・社会・文化人文・歴史)に分類されています。
物語文は、笑い話・おとぎ話・サスペンス・アクション・ホラー・推理小説・現代小説に分類されています。
自然科学系論説文は、実験やデータから立証される科学的事実を正確に読み取る必要があります。
各テーマの文体や文章の流れに慣れることが大切です。
英単語の勉強は中学1年生から始める
英単語の勉強は中学1年生から始めるようにしましょう。
単語量が多くあった方が問題を解く上で有利になります。
そのため、学校の教科書で出てきた単語だけでなく、自分でどんどん覚えていくようにしましょう。
- 最難関校の入試問題にまで対応しています
- 大学受験で有名な「システム英単語」の中学版です
- 中1から始めると焦ることがなくなると思います
英単語は中学卒業時点で2200〜2500ワードくらいと言われています。
これらの単語を覚えるためには、くり返し練習する必要があります。
記憶には短期記憶と長期記憶があり、短期記憶はすぐに忘れてしまう記憶になります。
英単語を一度覚えた段階では、短期記憶になっているので、次の日になると忘れてしまっていることでしょう。
くり返し覚えることで、長期記憶に乗せる必要があります。
忘れてしまうことは仕方がないことですので、何度も練習をすることが大切になってきます。
早慶付属高校を目指している生徒は、みんな頑張って単語を覚えていますので、負けないよう頑張って下さい。
最後は過去問で実践力をつける
中学3年生の2学期になったら、志望校の過去問に取り掛かりましょう。
早慶付属高校を受験する場合、1校ではないでしょう。
また、過去問演習をする場合、英語だけではなく国語・数学もあるので、短期間では終わらないと思います。
過去問演習とは、解いて終わりではありません。
丸付けはもちろん、間違えた問題の直しをする必要があります。
問題を解く時間が50〜60分、丸付けで10分、直しで30〜60分くらいかかることでしょう。
そのため、1教科の過去問演習にかかる時間はトータルで2時間程度と考えておく必要があります。
志望校全ての過去問を5年分やるとすると、相当な時間がかかるので、計画的に進めていくようにしましょう。
まとめ
早慶付属高校の英語の入試問題は難易度が高くなっています。
そのため、直前になってから勉強しても間に合いません。
中学1年生うちから、少しずつ対策をしていくようにしましょう。
塾のテキストが十分ある場合は、それをやっていけば問題ありません。
塾に通っていなかったり、量が少ない場合は、市販のテキストで補う必要があります。
今回ご紹介したテキストを参考に、早慶付属高校の合格を目指して頑張って欲しいと思います。
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