【第1回】印象に残っている生徒/部活を頑張っていたMさん

印象に残っている生徒

私が家庭教師として初めて受け持ったのがMさんでした。

初めての生徒だったため、とても印象に残っています。

私の経歴は「【自己紹介】当ブログの管理者について(元塾講師・家庭教師)」をご覧いただければと思います。

また、ちょっと特殊な生徒だったため、受験が心配でした。

週1回、1年間担当をし、最終的に第一志望校に合格してもらえました。

部活や習い事を頑張っている方の参考になる部分もあるかと思います。

それでは、部活(習い事)を頑張って第一志望校に合格したMさんについて見ていきたいと思います。

中学3年生の1学期から

中学3年生の2学期から

大学生の頃、時給の良いアルバイトとして家庭教師をしたいと思っていたため、家庭教師センターに登録をしていました。

通える範囲の生徒がいなかったためか、なかなか連絡がありませんでした。

家庭教師センターに登録して1ヶ月以上たった頃、電話が来ました。

「中学3年生の女子で、成績がとても悪い子の受験指導ですが大丈夫ですか?」

初めて担当する生徒が受験生で、成績がとても悪いと言われ不安もありました。

そのご家庭まで行くのが片道30分程度で、交通費も支給だったため、初回の打ち合わせに行くことにしました。

正直なところ、「不良だったら嫌だな」という気持ちがありました。

初めて会ったMさんの印象は、物静かで真面目そうな感じでした。

少なくとも不良ではなかったです。

打ち合わせの結果、週1回数学を1時間教えることで契約となりました。

Mさんが中学3年生の1学期のことです。

器械体操を頑張っていたMさん

器械体操

初回の打ち合わせの中で、小学校の頃から器械体操を頑張っているという話が出ました。

学校の部活でも体操をやっているとのことです。

よくよく話を聞いてみると、中学1年生の頃からは体操教室に週5回通っていて、それ以外の日は部活に参加しているとのこと。

ほとんど勉強をしていなかったようです。

中学3年生になって流石に今のままでは高校受験が出来ないと思い、家庭教師を探したそうです。

塾ですと週2回以上通う必要があり、器械体操を続けられなくなるというのも大きな理由でした。

器械体操を頑張っていたMさんは、都大会で上位に入賞し、全国大会にも出場していたことが後で分かりました。

数学が特に苦手

数学が苦手

中学1年生の頃から器械体操を週5回、その他の日は部活を頑張っていたMさんは数学が特に苦手でした。

初めての授業の時に衝撃を受けました。

中学3年生の1学期だったのですが、方程式の計算が出来ませんでした。

方程式の計算が出来ないため、中学2年生で学習する連立方程式、中学3年生ちょうど学習していた二次方程式が全く出来ません。

また、関数や図形も方程式を使う問題は全く出来ませんし、それ以外の基本も理解出来ていませんでした。

そこで、中学1年生の教科書を出してもらい、最初から説明をすることにしました。

授業の中心は学校の教科書を使い、解き方を説明し、実際に一人で解いてもらうようにしました。

一人で解いた時に、正解にたどり着かないこともあったため、その場合は一緒にもう一度解き方から確認をするようにしました。

授業の最後に宿題を出し、翌週までに必ずやってもらうようにもしました。

翌週、授業の最初に宿題を確認すると、やはり解き方を忘れてしまっていることがありました。

その時は、もう一度同じ単元の復習をし、それから新しい単元に進むようにしていました。

受験までに全単元が終わるかが最大の問題点でした。

推薦入試を活用

推薦入試

中学3年生の2学期になり、志望校を決めていく時期となりました。

授業時間の前後で、お母様と話をする機会があったため、1学期は進度や内容についての話をしていました。

2学期になると志望校についての話が中心となり、高校でも器械体操を頑張りたいとのことでした。

具体的に、器械体操部が強い私立高校の名前が2つ挙がっていました。

どちらの学校も中堅より下の学校でしたが、今のMさんの実力では入試問題に歯が立ちません。

そのことを正直に伝えたところ、「推薦入試」を利用することを考えていると言われました。

体育が5以外は3が中心のMさんの内申点で推薦基準を超えるのは難しいと思っていると、

「全国大会に出場したことがあるので、スポーツ推薦が利用出来るんです」

と言われ驚きました。

小学校の頃から器械体操を頑張ってきていたMさんは、中学2年生の頃に全国大会に出場したことがあり、高校からオファーが来ていました。

したがって、スポーツ推薦でほぼ合格が確定していたのでした。

MEMO
推薦には種類がいくつかあり、一般受験よりも合格の可能性が高くなります。推薦を上手に活用することで高校受験を有利に進めることが出来るようになります。

第一志望校に合格

第一志望校に合格

中学3年生の3学期になっても、Mさんとの週1回の数学の授業は続いていました。

単元的には中学3年生の学校の進度と同じくらいになっていました。

器械体操の練習で忙しい中、宿題もきっちりとやっていて少しずつではありますが、出来るようにもなっていました。

最終的に、スポーツ推薦で受けた第一志望校に合格。

合格した後も3月までMさんとの数学の授業は続きました。

合格後にお母様と話をしていた中で、

「スポーツ推薦があれば合格がほぼ確定ですが、なぜ家庭教師を雇ったのですか?」

と聞いてみました。

お母様からの返答は、

「あまりに数学が出来ず、高校生になって苦労するのが分かっていましたので」

とのことでした。

初めての授業を思い出しましたが、中学3年生になって方程式の計算が出来なかったMさん。

確かにあのまま中学校を卒業して高校生になっていたら、最初から全く授業についていけなかったことでしょう。

そのため、受験に合格した後も週1回の授業をお願いされ、最後には中学範囲の数学を終えることが出来ました。

まとめ

中学3年生の3月にMさんとの数学の授業は終わりました。

その後、高校に進学したMさんやお母様と連絡を取ることがなかったため、どうしているかは分かりませんでした。

初めて担当したMさんやお母様がとても良い方だったため、家庭教師のアルバイトに魅力を感じるようになっていました。

4月から新しい生徒を担当したいと思っていたところ、たまたま母親の知り合いのお子様が中学3年生になるので、家庭教師を探しているとの話がありました。

家庭教師センターを通さず、個人契約となるので不安もありましたが、せっかくの機会なので面談をしてみることにしました。

Mさんと同じで数学が苦手な男子でした。

家庭教師として1年間受験生を担当した経験があったので、面談後に契約となりました。

職業として家庭教師や塾講師をするきっかけになった、器械体操を頑張っていたMさんの指導と受験についてを書いてみました。

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