中学校の定期テストの勉強は最低でも2週間前からは始めるようにしましょう。
多くの学校で2週間前にテスト範囲が出されます。
範囲が出た時点から計画を立てて勉強していくことで、高得点を目指しましょう。
また、定期テストだけでなく提出物・授業態度なども通知表(内申点)に影響します。
特に男子は提出物・授業態度に注意して下さい。
いくら実力があっても内申点が上がらない理由が分かるかもしれません。
定期テストの勉強法や内申点を上げるための工夫について見ていきましょう。
目次
定期テストの重要性
中学校の定期テストは通知表の評価を決める上で重要なものとなります。
内申点は高校受験の際、とても重要になってきます。
公立高校では内申点+当日点で合否が決まります。
いくら実力があっても内申点がないと合格することが出来ません。
また、私立高校の推薦基準も内申点を使うことが多くなっています。
高校受験をするにあたり、内申点が高い方が有利になりますので、定期テストで得点を取る必要があります。
テスト勉強はいつから?
定期テストの勉強はいつから始めていますか?
多くの学校で部活が休みになるのが1週間前からだと思います。
しかし、1週間前から5科目の勉強を始めたのでは間に合いません。
さらに副教科の4科目もあった場合、1週間で9科目の勉強をしないといけません。
そこで、最低でも2週間前からは定期テストの勉強を始めた方が良いでしょう。
もちろん普段から学校の勉強の復習をしておくことが大切です。
塾に通っている方の場合、数学と英語はある程度大丈夫だと思います。
国語・理科・社会・副教科の勉強をしっかりとし、内申点が取れるようにしましょう。
国語の勉強法
定期テストの勉強で、国語はどうすればいいか分からない人が多くいます。
結局、何もしないでテストを迎え、点数が取れないという悪循環に陥っているケースです。
定期テストの国語と入試の国語は全くの別物ということを理解する必要があります。
理由は簡単で、
- 定期テストの国語→出る文章が決まっている
- 受験の国語→初めて読む文章が出る
上記のようになります。
そのため、定期テストの国語の勉強法は、
- 試験範囲の文章を覚えるくらい読んでおく
- ワークの問題を覚えるくらいやり込む
- ノートを何度も見直す
上記のことをしておくだけで、点数が大きく変わってきます。
①の文章を覚えるくらい読んでおくことで、テストのときに文章を読む必要がなくなります。
さっと目を通して、どの部分が出ているかを確認し、すぐ問題に取り掛かることが出来ます。
また、出題されている文章の前後の内容も分かっているので、人間関係なども分かっていることでしょう。
さらに、文中の四角に当てはまる言葉も文章を何回も読んでおけば覚えている可能性もあります。
②のワークの問題を覚えておくと、同じ問題が出ることがあります。
聞き方が少し違ったり、ワークでは選択問題だったものがテストでは記述式に変わっていることがあります。
しかし、ワークの問題を覚えるほどやり込んでおけば答えを書くことが出来ます。
特に選択問題の正当の内容を覚えておくことが大切です。
③のノートを見返すことは、国語に限らず大切です。
学校の先生は授業をしっかり聞いていたかを確認するため、板書から問題を出すことがあります。
毎回の授業でノートをしっかり取ることが大切です。
その際、
「ここはテストに出すよ!」
といった先生の言葉を書き入れておくことも忘れないようにしましょう。
理科・社会の勉強法
理科・社会の勉強をするとき、教科書・資料集・ワークに出ている写真や絵、表やグラフをしっかり見ておくようにしましょう。
定期テストでは教科書・資料集・ワークに出ている写真や絵、表やグラフがそのまま出ることがあります。
また、写真や絵の下に書かれている小さな字の説明も読んでおくことが大切です。
細かい部分を見ておくことにより高得点が取れるようになります。
副教科の勉強法
副教科の勉強をしないで定期テストに臨む生徒が多くいます。
とてももったいないと思います。
副教科であっても範囲が決まっているので、教科書を読んだり、授業で配られたプリントを見返したりと勉強すること方法はあります。
せっかく実技で良い評価を得ていても、ペーパーテストの結果が悪いと通知表の評価が下がってしまいます。
他の生徒が勉強していないからこそ差をつけるチャンスがあるのです。
また、出来る生徒ほど副教科の勉強をしているものです。
公立高校を志望している方は副教科の評価も重要になってきますので、対策をしていくようにしましょう。
副教科の対策が出来る「◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育」をご存知ですか?
普段は主要5科目の勉強に活用し、定期テスト前は副教科の勉強にも利用出来るので非常に便利です。
もし今まで副教科の勉強を全くしていないようでしたら、一度確認してみることをおすすめします。
提出物の重要性
定期テストの結果以外に通知表の評価を決める基準となるのが「提出物」です。
定期テスト当日にノートやワークの提出があったりすると思います。
提出期限までに指示通りやって提出をすることが最低限必要です。
高評価を得るためには丁寧にやることはもちろん、工夫をする必要があります。
たとえば、
- 分からなかった問題を解説を書いておく
- 解けなかった問題は2度やっておく
上記のことを毎回やっておくと他の生徒に差をつけることが出来るでしょう。
①については、余白に赤ペンで解き方を書いておく感じです。
解答を見て解説を写すだけでも構いません。
②については、ルーズリーフなどに2度目を解き、その紙をワークに貼って提出するようにしてみましょう。
他の生徒以上のことをやってワークやノートを提出することで評価や印象が良くなっていくものです。
授業態度の重要性
授業態度も通知表の評価を決める重要な要素となります。
授業中に友達と話をする、寝るなどの行為は評価を下げてしまいます。
静かに授業を受けることは当たり前のこととし、どういうことをすると評価を高められるか考えてみましょう。
授業中に挙手をして発言することは評価を高めます。
注意が必要なこととして、何回に1回挙手をするのではなく、毎回挙手することが大切です。
先生は30人近くの生徒に対し授業を行っているので、全員の生徒の挙手の回数を数えているわけではありません。
そのため印象が大切になってきます。
「この生徒は毎回手を挙げているな」
と思われることが重要です。
挙手以外に重要なこととして、先生の方をしっかりと見て授業を受ける姿勢が大切です。
さらに、先生の説明が理解出来たら「うなずく」と良いでしょう。
先生は生徒の様子を見ながら説明をしていますが、うなずいてくれている生徒がいると安心して授業を進めることが出来るものです。
積極的に授業に参加しているとう姿勢を見せることで、評価を高めることが出来ます。
まとめ
中学校の定期テストは高校受験に大きく影響します。
英語・数学・国語・理科・社会の主要5科目はもちろん、美術・音楽・体育・技術・家庭科の副教科もしっかりと勉強して得点を取るようにしましょう。
定期テストで得点を取ることが一番大切ですが、それ以外にも提出物・授業態度で評価を下げないよう注意して下さい。
試験範囲が決まっている定期テストで得点を取るために、普段から計画的に勉強をし、2週間前から追い込みをかけるようにしましょう。
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