中学受験を目指す小学4年生の1週間の塾の回数と勉強時間

中学受験(小学4年生)

中学受験を目指して塾に通っている人は、「周りが1週間に何時間くらい勉強してるのか?」「塾に週何回通っているのか?」と気になりませんか?

来年から中学受験の勉強を始めさせようと考えている小学3年生の保護者の方も、同じような疑問を持たれたりしませんか?

一般的に小学4年生の受験コースの場合、週2回塾に通い、その他に宿題を毎日やっているという方が多いと考えます。

小学4年生の中学受験の勉強について、塾の回数、1週間のスケジュール、テストについて、どうやったら成績が上がるかなどについて、今までの経験(自己紹介はこちらから【自己紹介】当ブログの管理者について(元塾講師・家庭教師))をもとに説明してまいります。

塾の回数

黒板でチェック

小学4年生の受験コースは週2回の塾が多いです。

しかし、四谷大塚(系列)の場合、週テストが小学4年生からあるので、通常授業とは別に週末にテストを受験しに行く必要があります。

1日目で国語・社会、2日目で算数・理科といったような時間割を組んでいると思います。

授業時間は16時~19時くらいの間で設定してあり、塾でお弁当(塾弁)を食べる必要がないケースが多いでしょう。

したがって、中学受験に向けた塾通いでも小学4年生のうちは、それほど大きな負担にはならないかもしれません。

小学5年生になると、週3回の授業を設定している塾が増えます。

また、理科・社会を受講する4科目コースですと、塾弁が必要になってくることでしょう。

小学4年生と5年生では大きく違ってくる可能性があるので、最初に確認をしておくことが大切です。

1週間の勉強時間

小学4年生の勉強時間

塾の授業は長くても1回3時間くらいだと思います。(国語・算数2時間、理科・社会1時間)

そうすると1週間の勉強時間は6時間で良いのでしょうか?

答えは「No」です。

塾の授業だけで、中学受験に向けた勉強が完結するわけではありません。

たとえば、国語の授業の最初に「漢字テスト」を実施するとします。(多くの塾で毎週漢字テストが行われます)

漢字テストで得点を取るためには、指定された範囲の漢字を覚えないといけません。

塾の授業内で、漢字を覚える時間は取ってもらえません。

したがって、宿題として漢字を覚える必要があるため、勉強時間が必要となります。

漢字だけではなく、各科目から宿題が出されます。

塾からの宿題は中学受験に向けた内容ですので、学校で出る宿題よりも時間がかかります。

1週間の予定を立て、きっちりこなすようにしましょう。

【1週間のスケジュール例】

月曜日 塾の授業 3時間
火曜日 塾の宿題+漢字・計算 3時間
水曜日 漢字・計算 1時間
木曜日 塾の授業 3時間
金曜日 塾の宿題+漢字・計算 3時間
土曜日 週テスト+直し 5時間
日曜日 漢字・計算 1時間

週2回の塾と週テストがある場合の小学4年生の1週間のスケジュール例です。

上記の例でいきますと、塾と自宅学習で1週間19時間勉強することになります。

漢字・計算は出来るだけ毎日した方が良いので、中学受験をする小学4年生(4科目)の場合、週に20時間程度は勉強することになります。

中学受験の勉強とテスト

テストの違い

四谷大塚の週テストは、その週に学習した内容から出題されます。

5週に一度の「総合回」では、前4週に学習した単元が範囲となります。

四谷大塚(系列)に通う場合、毎週テストを受けることになるでしょう。

また、四谷大塚(系列)以外の塾であっても月例テスト(名称は塾によって違います)を受けることになると思います。

ここで注意が必要なこととして、

「中学受験に向けたテストは学校のテストとは違う」

ということを保護者の方がしっかり理解しておくことです。

中学受験に向けたテストについて、保護者の方が理解しておくこととして、

  1. 難易度が格段に高い
  2. 受験者層が違う
  3. 高校受験の偏差値とも違う

上記のようなことがあります。

1については、塾で使用するテキストを見ると分かると思います。

小学4年生のうちは、保護者の方が塾で毎週どんな内容を勉強しているのか確認した方が良いでしょう。

お子様に解き方を教える必要はありません。

もし分からない問題があるようでしたら、塾の先生に質問するようお子様に伝えましょう。

毎週学習している内容から出題される週テストや、前4週分から出題される総合回のテスト、その他の月例テスト、模試などは、学校のテストより難易度が格段に高くなっています。

そのため、点数が悪い時もあることでしょう。

怒るのではなく、直しをしっかりすることで、次のテストで点数が取れるようにしていくことが大切です。

2については、学校のテストの場合、学年全員が受けています。

最近の学校のテストではクラス順位や学年順位が出ないことが多いと思います。

しかし、中学受験に向けたテストは偏差値・順位がはっきりと出てきます。

中学受験に向けたテストは、同じ学年の生徒全員が受けているわけではありません。

中学受験を目指して勉強している生徒だけが受けています。

そのため、少し頑張ったくらいでは偏差値が高くなりませんし、順位も上がりません。

ある程度の期間で見ていく必要があります。

3については、2と関係しています。

高校受験の場合、ほぼ全ての中学3年生がテストを受けます。

そのため、勉強している子も勉強していない子もいます。

ある程度頑張れば、偏差値50(平均)はすぐ超えることが出来ます。

さらに偏差値60も十分狙っていくことが可能です。

しかし、中学受験のテストで偏差値50を取るためには、相当の努力が必要です。

理由は、みんなが勉強しているからです。

中学受験をしない子はテストを受けません。

そのため、受験情報誌などで確認してみると、同じ学校であっても、高校受験の偏差値よりも中学受験の偏差値の方が低く設定されています。

小学4年生のうちは偏差値を意識するより、間違えた問題を直して出来るようにしていくことを意識した方が、後々伸びてきます。

基本は褒めて伸ばす

褒めて伸ばす

家庭教師や塾講師をしていて実際に経験したことですが、生徒の成績を伸ばすには「怒る」よりも「褒める」方が効果的でした。

これは小学生でも中学生でも当てはまりました。

勉強や受験を自分の事として考えることで、成績は上がっていきます。

そのため、テストの結果が悪かった時、宿題を忘れた時であっても「怒る」のではなく、一緒に考えるようにしていました。

テストの結果が悪かった時は、

「計算は全部あってるね!」

「大問3の(1)があってるのは良かった」

といったように、良かったところを見つけて褒めるようにしていました。

その後で、

「間違えた問題で計算ミスはなかった?」

「今考えると出来た問題はある?」

というようなことを聞き、

「じゃあ、あと10点は取れてたね」

「次はミスしないようにすればいいね」

と前向きになってもらえるよう注意しながら話をしていました。

また、宿題をやってこなかった生徒には、

「今週は忙しかったの?」

「宿題をやるとどんな効果があると思う?」

「志望校〇〇に合格したら何をしたい?」

といったように、自分の事として考えてもらえるよう声をかけていました。

宿題だから仕方なく終わらせているという生徒が多いですが、自分の事として前向き捉えてやっている生徒の方が格段に成績は上がります。

そこで、宿題を忘れた生徒に怒って無理やりやらせるよりも、自分の事として捉えてもらえるきっかけになればと思い、話をしていました。

成績は一緒に確認が効果的

成績確認

最近はテストの結果を紙ではなく、ネットで確認する方式になっている塾もあります。

紙よりネットの方が結果を早く確認することが出来ます。

テストの結果をネットで確認する時、保護者の方だけでなく、お子様と一緒に確認した方が効果的です。

紙の成績表は塾で返却されるため、お子様も自分で確認します。

しかし、ネットで確認する方法ですと、見るまでの手間(ID・パスワード入力)がかかるため、結果を見ないまま終わりにしてしまうことがあります。

そのため、まずは保護者の方が確認をしておき、どんなことをお子様に伝えるかを考えた上で、お子様と一緒に確認するのが良いでしょう。

ここでも、

「〇〇が出来てないじゃないの!」

「計算ミスが多すぎる!」

といったように怒るのではなく、出来ている個所を褒めることが大切です。

褒めた後、「次は〇〇を頑張ろう!」「次に〇〇をしないためにどうする?」といった前向きな言葉をかけてあげるようにすると効果的です。

まとめ

小学4年生の中学受験コースの場合、週2回は塾に通うことになると思います。

また、塾の授業時間だけが勉強時間ではなく、自宅で宿題をやる時間も相当数あると考えて下さい。

中学受験は高校受験のようにほぼ全員が受けるものではありません。

そのため、少し頑張ったくらいでは成績は上がりません。

お子様が自分の事として中学受験を捉え、積極的に勉強をしていくことが大切です。

小学4年生から中学受験が行われるまでの間、無理やり勉強させられていると感じているようですと、思った結果には届きません。

自分の事として捉えてもらうために、いろいろ工夫(例:テストの成績を一緒に確認する)をしていきましょう。

まずは「怒る」回数を減らし、「褒める」回数を増やしてみて下さい。

それだけでも取り組み方が変わってくると思います。

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