中学入試の記述問題や作文の対策は時間がかかります。
特に書き出すことができない生徒の場合、直しをすることもできないので、書くことから始める必要があります。
小学6年生になってから対策をするのではなく、早い段階から対策をしておいた方が焦ることなく進めることができます。
また、低学年のうちは「書く」ことを嫌がるお子様が少ないでしょう。
最初は内容にこだわらず、書き出すことを優先していくことが重要です。
しかし、作文は書いて終わりではありません。
お子様が書いた作文を誰かが読んで添削をしてあげる必要があります。
読み手に伝わる文章になっているかを確認し、直していくことが求められます。
今回は、作文についてどんな対策をしておくことが効果的なのかについて見ていきましょう。
目次
学力の土台
学力の土台は「国語力」と聞いたことはありませんか?
算数であっても問題文を読み取る力が必要になります。
社会や理科であっても同じで、問題文を読み取る力が必要です。
そう考えると国語力がある方が有利になると言えるのでないでしょうか。
また、文章を読む力があると、自分で文を書くときにも有利だと考えます。
分かりやすい文章を書くために、どうしたら良いかが分かるからです。
中には自分で読んでも分かりにくい文章を書くお子様がいます。
作文を書く前に読む力をつけていくと良いでしょう。
書き方に慣れる
文章を読む力をつけながら、書き方に慣れていく必要があります。
読み手に伝わる文章を書くためには、練習が必要です。
話し言葉と書き言葉では違いがあります。
まずは書き言葉に慣れていくことが大切です。
そして、順序立て説明をしていくことが求められます。
作文の場合、相手が目の前にいるわけではないので、理解できているかを確認しながら話を進めることができません。
読み手が戸惑うことのないよう、説明を書いていくことできるようになるための練習をしていきましょう。
また、作文場合、模範解答がないことが多くあります。
というのも、お子様によって書く内容が違うからです。
したがって、書いた作文を読んで添削してあげる必要があります。
保護者の方が添削をしてあげてもよいでしょうが、できればプロに添削はお願いした方が、より良い作文を書くことができるようになります。
添削をする際の注意点
保護者の方が添削をする場合、注意することがあります。
それは、
怒ったり、けなしたりしない
ことです。
生徒は小説家ではありませんので、自分から作文を書きたいと思うことあまりないのではないでしょうか。
その上、書いた作文の内容で怒られたり、けなされたりしたら次は書かないと思うことでしょう。
最初から上手な作文を書く生徒は少ないですので、書いたことを褒めるようにして下さい。
褒めてから直す箇所を伝え、どうしたらもっと良くなるかを一緒に考えてあげることが大切です。
また、お子様が書いた作文を添削するまでの時間も重要です。
書いてから日数が経ってしまうと、どんなことを書いたのか、なざそう書いたのかを忘れてしまっていることもあります。
できるだけ早く添削をしてあげることが重要です。
書くための工夫
ただ作文を書きなさいと言ってもなかなか書くことは出来ないでしょう。
たとえば、夏休みの宿題で出される「読書感想文」といったように、事前に課題が必要だと考えます。
しかし、読書感想文を書くためには、事前に読書をしないといけません。
そのため、作文を書くまでに時間がかかってしまいます。
そこで、事前に書くための工夫を保護者の方がしてあげる必要があります。
継続して作文を書くことが出来る工夫というのは、とても難しいことです。
市販の教材であれば、
学年ごとに段階的に練習が出来る上記のものがおすすめです。
内容もストーリ性があり、楽しく取り組めるよう工夫がされています。
ただ、量が限られているため、すぐに終わってしまうお子様もいるかと思います。
市販の教材ではありませんが、「小学生向け作文通信講座 ブンブンどりむ」は、定期的に作文の練習をするのにおすすめです。
- 小学1〜6年生コースすべての体験シート
- パンフレット
- 教育情報誌
- 作文集
- 体験談集
体験シートはもちろんのこと、教育情報誌・作文集はとても役に立つことでしょう。
教育情報誌には、ご家庭での勉強法が掲載されています。
作文集は、「ブンブンどりむ」を受講した生徒がどのような作文を書くことが出来るようになったのか参考になることでしょう。
国語以外の科目でも
作文というと国語をイメージするのではないでしょうか。
しかし、最近の中学入試では国語以外でも記述式の問題が増えています。
たとえば、社会のある出来事について説明する問題や、資料やグラフから分かることを記述する問題などが出題されています。
中学入試の過去問で練習をするのは小学6年生になってからで構いません。
それまでに書くことに慣れておくことが大切です。
「ブンブンどりむ」では、国語以外の教科の記述問題の練習もすることが出来ます。
最初は簡単な内容から始めることにより、書くことに対する抵抗がなくなります。
工夫されたテキストを使って、練習しておくことで、6年生になってから焦ることがなると思います。
まとめ
中学入試では記述問題が増えています。
公立中高一貫校の場合、私立中学の入試問題に比べ、長い記述を書く必要があったりもします。
記述問題や作文を書く練習は早い段階から始めた方が良いでしょう。
練習してもすぐにできるようにはならないからです。
まずは「書く」ことに慣れることから始めましょう。
「書く」ことができるようになると、内容を直すことができるようになります。
そうすると、上達スピードは一気に早くなっていきます。
「書く」ことに慣れるため、早めの対策をしていくことをおすすめいたします。
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